歌を歩く〜風の靴をはいて〜

「風の良寛」 「越後望郷」 「イスタンブール」 「歌を歩く」 「人生の帰り道」 「唄いそびれた夜を探しに」

CD「人生の帰り道」

サツマイモの詩 春の宵 センビオーズ 人生の帰り道

CD『人生の帰り道』
春の宵
[作詩・作曲]藤本すすむ

 

おとぎ話を語りたいのか 春の宵 春の風
まどろむ街に流れる夢は 春の宵 春の風
千鳥足の酔いどれ男 空き缶蹴って唾吐いた
闇を突き刺す犬の遠吠え 誰を呼ぶのさ 泣けない男
おとぎ話を語りたいのか 春の宵 春の風

溜息ひとつ漏らしているような 春の宵 春の月
せわしい街を宥めるような 春の宵 春の月
燃えない恋に寄り添う女 明り消すのを忘れて眠る
時を違えて啼いてる鶏 浅い眠りを起こさぬように
溜息ひとつ漏らしているような 春の宵 春の月

おとぎ話を語りたいのか 春の宵 春の風
十六の春思い出させる 春の宵 春の風
二階の部屋で隠れ酒 こんな夜など裂けてしまえ
静かすぎる田舎の夜に 右手を入れて掻き回そうか
おとぎ話を語りたいのか 春の宵 春の風

夜風に舞い散る桜の花は 春を孕んで産み捨てる
ひらひら ひらひら 春を孕んで産み捨てる

 
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